外国人の方を対象に、介護の基本的な知識・技術を学んでいただく2日間の研修を実施しました。
講義の他、車椅子や介護用ベッドを使った実技や着脱介助の練習、視覚障害手引き体験、トロミ茶体験等の実技を通して学んでいただきました。
2日間の研修に参加していただいた方には、修了証明書をお渡ししました。
研修終了後に自由参加の「仕事についての相談会」を実施したところ、参加者のうち、11名が「施設見学をしたい」、「アルバイトをしたい」と相談してくださいました。
【研修について】
- 日程:10月10日(月・祝)、11月3日(木・祝)
- 時間:9:30~16:30
※2日目の15:50~16:30は「仕事についての相談会(自由参加)」
- 対象者:①京都府内に在住の外国人の方で、日本語で日常会話が可能な方、②介護に関心があり、福祉職場への就労を検討されている方
【参加状況】
- 参加者数:19名
- 国籍:12か国(スリランカ、タイ、中国など)
- 属性:留学生、求職者など
- 年代:20代、30代など
←修了証明書授与
←視覚障害手引き体験
←ボディメカニクスの講義
【研修内容】
- 介護に関する基礎知識
- 介護の基本
- 基本的な介護の方法
- 認知症の理解
- 障害の理解
- 介護の安全確保
- 修了証明書授与(※全日程参加者)
- 仕事についての相談会(※希望者のみ)
↑着脱介助の練習
【アンケートの声】
- 介助方法によって介助する側、される側の負担が異なることを学んだ。
- 先生の話すスピード、言葉が分かりやすかった。
- 認知症の話が聞けて良かった。
- 知りたいと思っていた介護保険制度の概要についての説明があり、勉強になった。
【福祉(介護)の仕事について】
- おもしろい仕事だと思うが、大変なのではないかと思う。
- 働く人にとって楽しい仕事
- 責任をもってやる仕事だと思う。
【今後について】
- 介護の専門学校へ進学したい。
- 介護のアルバイトをしているので、学びを深めたい。