介護・福祉の仕事に関心がある外国人の方を対象に、介護の基本的な知識・技術を学んでいただく研修を実施したところ、17名の方が参加してくださいました。
様々な日本語レベルの方が参加されていたため、講義の他に実技演習を通して学びを深めました。
実技演習では、介護ベッドを使った体位変換、車いす介助、立ち上がり動作の介助、トロミ茶体験、着脱介助の練習、視覚障害手引き体験、利き手の変換等を行いました。
実技演習は、一般社団法人 京都市老人福祉施設協議会 所属法人の職員の皆様にご協力いただきました。
(左から)
・社会福祉法人 リガーレ暮らしの架け橋 堀さま
・社会福祉法人 かなえ福祉会 久保井さま、アリさま
・社会福祉法人 洛南福祉会 笠原さま
【研修について】
- 日程:7月23日(日)、7月30日(日)
- 時間:9:30~16:30
- 対象者:①京都府内に在住の外国人の方で、日本語で日常会話が可能な方、②介護に関心があり、福祉職場への就労を検討されている方
【参加状況】
- 参加者数:17名
- 国籍:7か国(ベトナム、ネパール、タイ、インドネシアなど)
- 属性:留学生、求職者など
- 年代:20代、30代など
着脱介助の実技
視覚障害手引き体験
【研修内容】
- 介護に関する基礎知識
- 介護の基本
- 基本的な介護の方法
- 認知症の理解
- 障害の理解
- 介護の安全確保
- 受講証明書授与
【アンケートより】
- 先生が簡単な言葉を使って説明してくれたので、分かりやすかった。
- 実技演習を通じて、介護への理解が深まった。
- 実技演習が楽しかった。
- 介護の仕事は大変だけれど、楽しく、意味のある仕事だと思う。
【福祉(介護)の仕事への希望】
- 福祉(介護)の仕事をしたい。(8名)
- すぐに仕事はしないが、福祉(介護)のことをもっと勉強したい。(3名)
【センターへの相談希望】
- 施設の見学をしたい(6名)
- 就業体験をしたい(1名)
- 就労支援をしてほしい(2名)